未来形"will"と"be going to"ってどう違うの?


こんにちは!カウンセラーのRikoです。
今回は「will」と「be going to」の違いについてお話ししますね!
学校の教科書ではどちらも「〜するだろう」とか「〜するつもりです」とか、未来を表すんですよーという解説で終わっているかと思いますが、
実は微妙な違いがあるんです…。
この違いをマスターして、より自然な表現の英語を身につけていきましょう!


1. 即決・予測・意思の「will」

Willの解説_画像


まずは「will」の解説です!「will」は、即決や予測、意志を表すために使用されます。
以下の例文を見てみましょう。

"I will go to the party tonight."(私は今夜パーティーに行くだろう。)

この文では、話し手が今決めたことや予測したことを表現しています。
また、「will」は瞬間的な行動や未来の予測にも使われます。

"I will call you later."(あとで電話します。)

このような場合は、「will」を使って話し手が即座に電話する意思を表しています。

「will」を使うのは、その場で何か未来のことが決まった・予測された時ということになります。
即座に決定された話し手の「意思」が反映されているので、主観的な意味合いを含む時は「will」を使いましょう!

2. 計画・意図の「be going to」

begoingtoの解説_画像


対して、「be going to」は計画や意図を表すのに使われます。

例えば、

"I am going to go to the party tonight."(今夜パーティーに行く予定です。)

この場合、すでにパーティーに行く予定が立っているということを示します。

さらに例を挙げると…

"I am going to call you later."(後で電話をするつもりです。)

この場合も、あらかじめ分かっていて後ほど電話をかける意図があるということを表します。

つまり、 "be going to"は、予定された行動や現在の意図を強調するのに適した表現ということです。
すでに決まっていた事柄を話すので、客観的な視点を含むのが「be going to」のポイントですね!

3. まとめ

willvsbegoingto図解_画像


「will」と「be going to」を上手に使い分けるには、未来に起こる出来事が発言をする時点で予想できていたかで使い分けるのが良さそうですね!

will:「主観的」な情報を元に予想される未来。発言する時点で決定した意思を表す。
be going to:「客観的」な情報を元に予想される未来。発言をする時点ですでに決定されていた意図・予定を表す。

上記のような感覚をつかめれば、上手にwillとbe going toの使い分けができちゃいます!

以上、学校の教科書には載っていない「will」と「be going to」の微妙な違いでした!
みなさんの英語学習のお役に立てれば幸いです!

NOAH Online English Lessonでは、こうした微妙なニュアンスの違いなども含めて「本当に使える英語」を習得していただくことを目指しています。
会話の中で少しでも「これって正しい表現なの?」と思ったら躊躇うことなく先生に聞いてみましょう!
小さな疑問を解決していくことが、大きな成果につながりますよ!

それではまた次回の記事でお会いしましょう!Have a good day!